Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違いはなに?併用可能?Oliveフレキシブルペイのメリット・デメリットを解説
最終更新日:2025年10月18日
「Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)って何が違うの?」
「両方作っても意味あるの?」「どっちが自分に向いてる?」
そんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
どちらも三井住友カードが発行しており、一見すると似ていますが、
実は使い方や目的が大きく違うカードです。
この記事で分かること
- Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違い
- Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の共通点
- Oliveのフレキシブルペイメリット・デメリット
- Oliveフレキシブルペイを持つべき人の特徴
- Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は併用可能なのか
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- 迷っていませんか?Oliveフレキシブルペイと住友銀行カード(NL)の違い
- 国際ブランド
- 決済機能
- Vポイントアッププログラムの最大ポイント還元率
- 支払い口座
- 付帯特典
- 家族カードが発行できない
- どちらを選ぶべき?タイプ別おすすめ早見表
- Oliveフレキシブルペイのメリット
- 毎月の4つの特典から1つ選べる
- 対象のコンビニ・飲食店でポイント還元率7%にUP
- 送金や振込などの手数料優待サービス
- 口座・決済・証券・保険・ローンがまとめて管理できる
迷っていませんか?Oliveフレキシブルペイと住友銀行カード(NL)の違い
| 三井住友カード(NL) | Oliveフレキシブルペイ(一般) | |
|---|---|---|
| 国際ブランド | VISA、MasterCard | VISA |
| 決済機能 | クレジットカード | クレジットカード、デビットカード、ポイント払い |
| Vポイントアッププログラムの最大ポイント還元率 | 最大16% | 最大20% |
| お支払い口座 | 自由に指定可能 | 三井住友銀行のみ |
| 付帯特典 | 旅行傷害保険 | 旅行傷害保険、基本特典、選べる特典 |
| 家族カードの有無 | 〇 | × |
国際ブランド
クレジットカードを作る際国際ブランドも気にしたいポイントですよね。
Oliveフレキシブルペイは、VISAブランドのみ発行できます。
VISAは世界でシェアNo.1なので持っておいて損はありません。
海外でも問題なく使用することができます。
三井住友カード(NL)はVISAとMasterCardから選ぶことができます。
MasterCardは世界でシェアNo.2です。
特にヨーロッパ圏に強く、コストコでも使うことができます。
もし既に持っている国際ブランドがVISAの方はMasterCardを選びましょう。
決済機能
Oliveフレキシブルペイはクレジット、デビット、ポイント払いから自分の好きな決済方法から選ぶことができます。
ちなみにクレジットは後払い、デビットは登録した口座から即引落になります。
特にお金の使いすぎに注意したい方はどれだけお金を使ったかすぐ確認できるデビットをおすすめします。
また、支払機能を変えたいときはアプリで切替をすることができます。
住友銀行カード(NL)の決済機能はクレジットのみになっています。
Vポイントアッププログラムの最大ポイント還元率
三井住友カード(NL)とOliveは通常還元率は0.5%と同じですが、対象のコンビニや飲食店で支払うと適用されるポイントアッププログラムの最大ポイント還元率は異なります。
| 三井住友カード(NL) | Oliveフレキシブルペイ(一般) | |
|---|---|---|
カードの券面 |
![]() |
![]() |
通常還元率 |
0.5% |
0.5% |
スマホのタッチ決済 |
6.5% |
6.5% |
家族ポイント |
最大5% |
最大5% |
アプリログイン |
× |
1% |
選べる特典 |
× |
1% |
SBI証券での取引 |
最大2% |
最大2% |
住友生命「Vitalityスマート for Vポイント」に加入する |
× |
最大2% |
外貨取引 |
× |
最大2% |
住宅ローンの契約 |
× |
1% |
SMBCモビットの利用 |
× |
1% |
合計 |
最大16% |
最大20% |
結論から言うと、自由度を求めるなら三井住友カード(NL)、便利さを求めるならOliveです。
支払い口座
Oliveフレキシブルペイはクレジットやデビットの支払い口座は三井住友銀行の口座のみになっています。
まだ住友銀行の口座を持っていない方でOliveフレキシブルペイを申し込みたい方は三井住友銀行口座を作成する必要があります。
三井住友カード(NL)は支払い口座を自由に選択することができます。
三井住友銀行に限らず支払い口座に指定できるので、わざわざ住友銀行の口座を作らずに済みます。
付帯特典
Oliveフレキシブルペイには「選べる特典」というものが付帯しています。
毎月以下の4つの特典から自由に特典を選択できるサービスです。
- 給与・年金受取特典としてVポイント200ポイントを付与(毎月3万円以上の入金でも可)
- コンビニATM手数料が月1回無料
- Vポイントアッププログラムの還元率を1%アップ
- 月末時点の残高1万円以上でVポイント100ポイントを付与
三井住友銀行で給与・年金を受け取っている人は1番の特典がおすすめですし、近くに三井住友銀行無い方は2番がおすすめです。
また、よくコンビニや飲食店でお買い物や食事をする方は3番の特典がおすすめです。
Oliveをサブカードとして使いたい方はあまり使用しなくても残高1万円以上口座にあればポイントがゲットできる4番目の特典をおすすめします。
一方、三井住友カード(NL)はこのような特典はありません。
家族カードが発行できない
家族カードとは会員(クレジットカードを契約した方)がいれば、その家族もクレジットカードを利用できるサービスのことで、2枚・3枚になっても付帯サービスが受けられたり、ポイントが合算されたり、家計管理しやすくなるサービスのことです。
家族カードの年会費は無料の場合割安になる場合があります。
Oliveフレキシブルペイは家族カードの発行に対応していません。
一方、三井住友カード(NL)は家族カードを発行することができます。
三井住友カード(NL)の場合は、人数や利用状況に関わらず永年年会費無料で利用できます。
どちらを選ぶべき?タイプ別おすすめ早見表
| タイプ | おすすめカード |
|---|---|
| シンプルに高還元を狙いたい | 三井住友カード(NL) |
| 家族でポイントを共有したい | 三井住友カード(NL) |
| カードを1枚にまとめたい・支払い方法を変えたい | Oliveフレキシブルペイ |
| 三井住友銀行を使っている/まとめて管理したい | Oliveフレキシブルペイ |
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)との共通点
年会費
Oliveフレキシブルペイ(一般)と三井住友カード(NL)どちらも年会費はかかりません。
また、三井住友カードゴールド(NL)とOliveフレキシブルペイ(ゴールド)は年会費が5,500円、三井住友カードプラチナリファード(NL)とOliveフレキシブルペイ(プラチナリファード)は年会費33,000円です。
どのランクを選んでも年会費に違いがありません。
クレジットカード払いの通常のポイント還元率
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイ(クレジット機能で決済)では、カードご利用金額に応じて付与される通常のポイントは、どちらも200円につき1ポイント(0.5%還元)と同じです。
また、Oliveフレキシブルペイでは、クレジットモードのほかにデビットモードとポイント払いモードがあるとお話しましたが、これらの決済もポイント還元の対象となり、デビットモードでは0.5%、ポイント払いモードでは0.25%のポイントが還元されます。
Oliveフレキシブルペイとはなにか
- 引用元
- Oliveフレキシブルペイ:公式
| 入会年齢 | 18歳以上(高校生除く)※クレジットカードモードの使用 |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 |
| ポイント還元率 | 0.5%~ |
| 貯まるポイント | Vポイント |
| 旅行傷害保険 | 海外のみ最高2,000万円まで |
| ショッピング保険 | × |
| 電子マネー | Apple Pay、Google Pay™、PayPay、楽天ペイ、d払い、LINE Pay |
| 国際ブランド | VISA |
| 新規入会特典 | 26,000円相当のVポイントプレゼント |
| カード発行までの時間 | 約1週間後 |
Oliveフレキシブルペイの特徴
Olive(オリーブ)フレキシブルペイは、
「銀行・カード・ポイント・投資・保険などを一体化したサービス」です。
中でも注目なのが、「フレキシブルペイ」と呼ばれる新しい支払い機能。
1枚のカードで、以下の3つの支払いモードを切り替えられます。
- クレジット払い(あと払い)
- デビット払い(即時引き落とし)
- ポイント払い(Vポイント利用)
また、支払いに使う口座は三井住友銀行に限定されます。
銀行アプリと連携して、残高や明細をひとつの画面で確認できる点が魅力です。
Oliveフレキシブルペイのメリット
毎月の4つの特典から1つ選べる
Oliveフレキシブルペイを利用すると毎月4つの特典から1つ選ぶことができます。
- 給与・年金受取特典としてVポイント200ポイントを付与
- コンビニATM手数料が月1回無料
- Vポイントアッププログラムの還元率を1%アップ
- 月末時点の残高1万円以上でVポイント100ポイントを付与
自分のライフスタイルにあった特典を選んでポイントをゲットしましょう。
変更したい場合は、アプリで簡単に特典内容を変更できます。
対象のコンビニ・飲食店でポイント還元率7%にUP
Oliveフレキシブルペイの対象のコンビニ・飲食店は以下の通りです。
- コンビニ
セイコーマート、セブン-イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソンなど - 飲食店
マクドナルド、モスバーガー、サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、その他すかいらーくグループ飲食店、ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ、かっぱ寿司など
支払方法はカードでの決済ではなく、スマホでのタッチ決済である必要があります。
カードの決済だと通常還元率(0.5%)が適用されるので気を付けてください。
送金や振込などの手数料優待サービス
以下のような送金や振込などの手数料優待サービスが受けられます。
- 定額自動送金の振込手数料が何回でも無料
- SMBCダイレクトでの他行宛振込手数料が月3回まで無料
- 三井住友銀行本支店ATM・三菱東京UFJ銀行店舗外ATMの時間外手数料が無料
口座・決済・証券・保険・ローンがまとめて管理できる
Oliveフレキシブルペイでは普通預金口座や証券口座の残高や決済・保険・カードローンの情報が一つのアプリでみることができるので、簡単に管理することができます。
特に三井住友銀行のサービスを複数利用している人には資産が一目で分かってとても便利ですね。
Oliveフレキシブルペイのデメリット
基本ポイント還元率が低い
対象店舗以外で使用した時のポイント還元率が0.5%と低いことがデメリットです。
年会費無料でも還元率1.0%のカードはあるので、コンビニや飲食店の支払だけOliveフレキシブルペイにして、メインカードとして別の高還元カードを持っておくと安心です。
三井住友銀行の口座開設が必須
Oliveフレキシブルペイは、三井住友銀行の口座開設が無いと利用することができません。
口座開設は少し時間がかかってしまう場合や手続きが煩雑になってしまう場合があります。
しかし、三井住友銀行の口座で収入を受け取るとポイントがもらえるので開設して損はないでしょう。
Oliveはこんな人におすすめ
お財布の中をすっきりさせたい
Oliveフレキシブルペイはクレジット機能とキャッシュ機能とデビット機能・ポイント払い機能の4つの機能が一体となっているカードなので複数のカードを持ち歩く必要がありません。
財布の中をすっきりさせたい・カードをまとめたいという方におすすめのカードです。
三井住友銀行の口座を持っている人・持ちたい人
Oliveフレキシブルペイでは給与・年金受け取り口座を三井住友銀行にすればポイントが毎月200ポイントももらえますし、口座残高やカードの利用状況を1つのアプリでできるので、資産をまとめて管理できて便利です。
Oliveフレキシブルペイのポイントアッププログラムのサービスを利用している人・利用したい人
住友生命「Vitalityスマート for Vポイント」に加入している人・加入している人、三井住友銀行の住宅ローンの契約をした人・したい人、SMBCモビットの利用をしている人・したい人にOliveはおすすめです。
Oliveではこれらのサービスを利用している人の還元率が1%以上アップするようになっています。
これらのサービスを利用している人、利用したいと考えている人にとてもおすすめです。
三井住友カードとOliveは併用可能?
既に三井住友カード(NL)を持っている方での2枚目のカードとしてOliveは持つことができます。
しかし、切替はできないため、新規申込をしてください。
ただし、同じカードを2枚持つのではなく、
別々の目的で使い分けるのがおすすめです。
- NL:他銀行口座を使いたい・シンプルに高還元を狙いたい
- Olive:三井住友銀行をメイン口座にしたい・アプリで一括管理したい
たとえば、NLをメインカードにして、
Oliveを「生活費・公共料金専用カード」として使うと管理がしやすくなります。
ちなみに、三井住友カード ゴールド(NL)とOliveフレキシブルペイ ゴールドでは、年間100万円の利用で10,000ポイントがプレゼントされる特典があります。
もし年間200万円以上カードを利用する場合は、三井住友カード ゴールド(NL)とOliveフレキシブルペイ ゴールドに100万円ずつ分けて利用することで、それぞれのカードで10,000ポイント、合計20,000ポイントを受け取ることができます。
よくある質問(FAQ)
どちらも年会費無料なので、生活スタイルによって選ぶのがおすすめです。
三井住友銀行の口座を持っていて、支払いをまとめたい人はOliveフレキシブルペイ。
銀行は別で管理したい・シンプルに使いたい人は三井住友カード(NL)が向いています。
迷う場合は、併用して使い分けるのも効果的です。
はい、代わりとして使うことも可能です。
ただし、Oliveフレキシブルペイは「銀行と一体型サービス」であるため、三井住友銀行の口座開設が必要になります。
銀行連携をしたくない場合は、三井住友カード(NL)のほうが使い勝手が良いでしょう。
いいえ、されません。
Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行の口座をベースにしていますが、
カードを解約しても口座自体はそのまま残ります。
ただし、Oliveアプリの特典や優遇は使えなくなります。
基本還元率(0.5%)は同じです。
ただし、Oliveフレキシブルペイでは「スマホタッチ決済+特典設定」で最大7%までアップするケースがあります。
一方でNLも同様に、対象店舗でタッチ決済を使えば高還元が狙えます。
どちらも「タッチ決済」を積極的に活用するのがポイントです。
まとめ
- 三井住友カード(NL)は「誰でも使いやすい高還元カード」
- Oliveフレキシブルペイは「銀行連携×自由度の高い決済」が魅力
もし三井住友銀行をメインで使うなら、
Oliveフレキシブルペイでまとめて管理するのがおすすめです。
逆に、シンプルで汎用性を求めるなら三井住友カード(NL)がベストです。
どちらも年会費無料なので、「使い分けて両方持つ」のも賢い選択です。









