クレジットカードの暗証番号を忘れた時は?対処法と確認方法について紹介!

最終更新日:2025年04月22日

クレジットカードの暗証番号を忘れた時は?対処法と確認方法について紹介!

この記事で分かること

  • クレジットカードの暗証番号を忘れた時の対処法
  • クレジットカードの暗証番号の確認方法
  • 暗証番号を忘れない方法

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暗証番号を忘れた時どうする?

暗証番号を忘れた時の対応

とりあえずサイン対応できるか聞く

お会計中に暗証番号を忘れてしまい、クレジットカードでのお支払いができなくなってしまったという時は、暗証番号での本人確認ではなく、サインで対応できます

日本では基本的に暗証番号とサインの両方に対応できる端末を利用しています。
暗証番号を忘れてしまっただけでなく、分からなくなってしまったなどの状態に陥ってしまった場合は、サインに切り替えてクレジットカードでのお支払いができないか相談してみましょう。

クレジットカード会社に連絡する

暗証番号を忘れてしまった場合はクレジットカードに電話やインターネットを通じて連絡します。
しかし、ほとんどのクレジット会社はセキュリティ上電話では教えてくれず、書類での手続きが必要になります。

エポスカード エポスNetで申請し、1週間後に通知書送付。
ダイナースクラブカード オンラインサービスあるいは電話で申請し、通知書送付。
三井住友カード・Amazonカード インターネット、あるいは電話で申請し、1週間後に通知書送付。
楽天カード 楽天e-NAVIで照会可能。自動音声専用ダイヤルで申請した場合は、通知書送付。
AmericanExpress 照会不可(電話にて再登録手続申請)
dカード dカードサイトでの申し込み後、一週間後に通知書送付。
JALカード オペレーターあるいは自動音声により申請し、通知書送付。
JCB JCB暗証番号サービスで申請し、1週間後に通知書送付。

楽天カードは、ネット上で照会が可能です。
また、 AmericanExpressは、暗証番号の照会はできず、再登録をしなければ利用できません。
その他の会社は、書類での通知によって暗証番号を確認することができます。
しかし、この手続きは1日や3日でできるわけでは無く、書類の発行で1週間かかってしまうので注意しましょう。

ネットで確認できるカード会社も!

楽天カード、イオンカード、JCBカードは会員サイトで暗証番号を確認することができます。

楽天カードの暗証番号照会

①楽天e-NAVIサービスのお客様情報メニュー「カードの暗証番号の照会」から確認

  • 暗証番号の照会にはカード裏面に記載されている3桁のセキュリティコード(Visa,Mastercard,JCBの場合)、もしくはカード表面に記載されている4桁のセキュリティコード(American Expressの場合)を入力する必要がある
  • 楽天VIP Loan Cardの場合、カードの引き落とし口座として登録している金融機関の口座番号7桁が必要

②自動音声専用ダイヤルから確認

  • 自動音声専用ダイヤルにて手続き後、暗証番号を記載したハガキが郵送される
  • 0120-30-6910(24時間対応)

イオンカードの暗証番号照会

①アプリ「イオンウォレット」での暗証番号即時照会

②暮らしのマネーサイトでの暗証番号即時照会

③暮らしのマネーサイトでの暗証番号通知文書請求

④テレホンアンサー(自動音声応答サービス)での暗証番号通知文書請求

  • 固定電話の場合:0120-223-212
  • 携帯電話・スマートフォンの場合:0570-064-750

JCBカードの暗証番号照会

  • 会員専用WEBサービス「MyJCB」で暗証番号4桁のうち下2桁を確認できる
  • MyJCBを利用できない場合、また暗証番号4桁の確認が必要な場合は、JCB暗証番号サービス(自動音声)で受付後、約1週間ほどで暗証番号通知書が郵送される

暗証番号はいつ設定するの?

暗証番号は発行時に設定する

暗証番号は普通、クレジットカードの発行時に設定し、任意の数字の4桁を利用します。
この数字は他人から推測されやすいものはセキュリティ面から、設定できない可能性が高いです。

暗証番号は番号が与えられているセキュリティコードとは違うので注意です。

そもそも暗証番号を設定しないクレジットカードもある

ICチップが搭載されていないクレジットカードである磁気カードは暗証番号を決めません。
そのため、決済時には毎回サインが求められます。

暗証番号が必要になるケースはいつ?

暗証番号が必要になるケース

暗証番号を忘れてしまうと以下のようなことが起きてしまいます。
忘れてしまうと一気に不便になってしまい、さらに、1週間以上もかかる手続きが必要になってしまいます。忘れないよう気を付けましょう。

ICチップ対応端末機で大きな金額を支払うとき

ICチップ対応端末機での支払いであっても、1万円未満の買い物であれば暗証番号を入力せずに買い物ができますが、1万円以上の買い物の場合暗証番号は必須になってしまいます。

駅の券売機でクレジットカードを使用するとき

新幹線や定期券を買う際に、券売機を利用できますが、その際も暗証番号を入力しなければなりません。
券売機ですので、サインでの利用はできません。
暗証番号を忘れてしまった場合は、みどりの窓口などの有人窓口を利用してください。
有人窓口であれば、暗証番号の入力の代わりにサインでも支払が可能です。

ATMでクレジットカードを使用してキャッシングサービスを利用するとき

キャッシングサービスとは、簡単に言うと、ATMでのお金の引出しや預入れのことです。
この操作でも暗証番号が正しく入力できないと利用できません。

海外でクレジットカードを使用するとき

特にヨーロッパでは、暗証番号がないと買い物ができない所がほとんどです。
また、暗証番号の入力と併せてサインを求めるところや、サインの代用ができない所もあります。
海外での暗証番号の照会や変更も手続きはできないことはないのですが煩雑なので、海外旅行の際は、暗証番号がきちんと利用できるか確認しましょう。

暗証番号が分からなくてもできる2つのケース

暗証番号が不要なケース

タッチ決済なら支払可能!

最近のクレジットカードはタッチ決済が可能なものが増えています。
タッチ決済は大体1万円未満のお買い物なら暗証番号を求められることはありません。

また、タッチ決済はスムーズなのでとても便利です。

ネットショッピングも利用可能!

ネットショッピングをする際は、カード情報とセキュリティコードの入力、クレジットカードによってはワンタイムパスワードのみが求められます。

ネットショッピングは暗証番号の入力ではなく、他の方法で本人確認をするため不要になっています。

クレジットカードの暗証番号の間違いは何回まで大丈夫?

暗証番号の間違いは3~4かい

暗証番号を複数間違えるとクレジットカードにロックがかかってしまいますが、その具体的な回数はセキュリティ上公開されていません。
しかし、一般的には3~4回目の間違いでロックがかかることが多いようです。

クレジットカードにロックがかかってしまうと自分で解除することはできないので、また利用したい場合はカードを再発行をしなければいけません。

暗証番号を一度間違った場合はその後もむやみに入力しないようにしましょう。

暗証番号の変更の仕方

暗証番号変更の仕方

暗証番号を変更する際には、現在の暗証番号を入力しなければなりません
もし、暗証番号を忘れてしまった上で変更したいという方は、現在の暗証番号の照会後に手続きを行ってください。

クレジットカードの暗証番号を照会した後、もちろんその暗証番号を使い続けることは間違いではないのですが、セキュリティ対策として、または、自分で覚えやすいようにするために変更することを視野にいれましょう。

カード会社別の暗証番号の変更の方法

エポスカード エポスカスタマーセンターへ電話連絡、あるいはマルイ各店カードセンターで変更可能。
ダイナースクラブカード オンラインサービス、電話で変更可能。ICカードの場合は、左記手続きによる再発行かセブン銀行ATMでの変更のいずれか。
三井住友カード・Amazonカード 電話で申請し、約1週間で変更届が送付されるので記入後返送する。
楽天カード 楽天e-NAVIで変更可能(翌日から使用可)
AMEX 電話の自動音声にてその場で変更
dカード dカードサイトより暗証番号変更届を資料請求し、記入し返送する。
JALカード オペレーターあるいは自動音声での対応。
JCB JCB暗証番号サービスで変更可能、ICカードのみセブン銀行ATMで変更可能。

クレジットカード会社に依頼する

暗証番号を忘れた場合、大体はクレジットカード会社に依頼して変更してもらいます。
ICチップ内蔵型のクレジットカードは、ICチップを交換しなければならないからです。

この再発行手続きには手数料がかかることがあるので気を付けてください。

また、変更手続きはインターネットや電話ですることが出来ることが多く、カード会社によって違うので確認してみてください。

ATMに行って自分で変更

クレジットカードによっては提携先のATMで暗証番号を変更することが出来ます。
一般に変更の手順は以下の通りです。

  1. 暗証番号を変更したいカード会社の提携先のATMにクレジットカードを挿入
  2. 操作画面の「暗証番号変更」を選ぶ
  3. 現在の暗証番号を入力
  4. 変更したい暗証番号を入力
  5. 手続き完了

クレジットカードを再発行するよりも時間もお金がかからないので、ATMで変更することをおすすめします。

特定されにくい新しい暗証番号の設定のコツ

新しい暗証番号を考える際、覚えやすい番号にすることはとても重要ですが、セキュリティを考えて以下のような番号にするのはやめましょう。

  • 自分の生年月日
  • 単純な数字の列
  • 今の自分の携帯番号や勤務先の電話番号の下4桁
  • 今の住所から推測できる番号
  • 今の住所の郵便番号

このように第三者にすぐに推測されてしまうような番号を暗証番号にすることは危険です。
また、自分の生年月日ではなく、親戚の生年月日にすることや、今の住所に関係する番号ではなく、昔の住所に関係した番号を使用するなど、少しひねった番号を設定すると全く関係のない番号を設定するよりも覚えやすいですし、セキュリティ対策になります。

暗証番号を忘れない方法

暗証番号を忘れない方法

日常生活の何かを関連付けた暗証番号を設定する

暗証番号の照会や変更は時間と手間がかかるので、絶対に忘れたくないですよね。
しかし、セキュリティのため、推測されない番号を設定しなければなりません。
そんな時は、日常生活の何かと結び付けた番号を設定しましょう。
例えば、友達の名前の語呂合わせや自分の好きな時代の出来事の年号などを元に考えてみてはいかがでしょうか。
推測されにくく、覚えやすいのでスムーズにクレジットカードが使えるでしょう。

自分だけが分かる方法で書き残す

暗証番号をどうしても覚えられないという方は、自分だけが分かる方法で暗証番号を書き残しておきましょう。
クレジットカードの裏に書くことやお財布のなかに暗証番号を書いた紙を入れておくことは大変危険なのでやめましょう。
人に見られないよう管理するか、暗号のような形で書き残しておきましょう

クレジットカードの暗証番号を忘れた時のよくある質問

暗証番号を忘れた時よくある質問

クレジットカードの暗証番号の変更方法は?

クレジットカードの暗証番号の変更方法は、クレジットカードによって違います。
WEB上の会員ページ・アプリやカスタマーサービスへ電話、書類の郵送、ATMでの変更など変更方法は様々です。

各クレジットカードのネットで確認して正しい方法で変更しましょう。

クレジットカードの暗証番号は何回間違えるとロックされるの?

クレジットカードの暗証番号を複数回間違えるとロックがかかりますが、一般的には3~4回程度までは間違えて大丈夫です。

しかし、クレジットカードによって間違えてもいい回数は違います。
それはセキュリティのためです。

クレジットカードの暗証番号は何桁?

クレジットカードの暗証番号は一般的に4桁になります。

クレジットカードの暗証番号の回数はリセットされる?

クレジットカードの暗証番号の間違えた回数はリセットされることはありません。
「1日たったから再度試せる」とはならないので注意です。

暗証番号を設定した覚えが無い

暗証番号を設定した覚えが無いという方は、磁気クレジットカードである可能性があります。
磁気クレジットカードとは、カード自体にICチップが搭載されていないクレジットカードのことです。

そうでない方はクレジットカードの発行時に設定されているはずなので、分からない場合は設定しなおしましょう。

まとめ

  • 暗証番号を忘れた時はサインで代用できる
  • 暗証番号の間違いはだいたい3~4回でロックがかかるので、むやみに入力しない
  • 暗証番号の照会はほとんどが書類で行われ、1週間以上かかる
  • 暗証番号の変更は現在の暗証番号が分からないとできない
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